加賀見じゅんは前妻と結婚して3年目に離婚したバツイチ
「そういうこと、自分から先に言うもんじゃないよ。」
今の妻であるちえと結婚したとき、3年経ったら結婚生活を続けるかどうかお互いの意思を確認し合おうと約束していた
「ひとつだけ…お願いきいてもらえますか?」
そして、もうすぐ3回目の結婚記念日を迎えようとしたある日、家に帰ると玄関先で妻が口から血を流し倒れていた
「人生は3つの坂でできてるんです、上り坂、下り坂、ま・さ・か…何がおこるかわからないのが人生です。」
それから、毎日のように家に帰ると妻が死んだふりをしている
「言葉の優しさって…人を傷つけるから、あんまり好きじゃないんです。」
ちえさんの人柄がとてもいい。
最初の死んだふりの次の日の朝、仕事に出るじゅんとの玄関でのやりとりが全てだったんですね。
「月が綺麗ですねぇ。」
いい映画でした。