映画内映画がテーマの作品は面白いという経験則が裏切られた感がある(『劇場霊』なんか知らない)
尖ってるけど尖りきれてない映画学校の学生が監督を務める卒業制作で追い詰められていく様を描いた作品だが、低予算・自主制作映画の現場の雰囲気が分かるのは面白いんだけど、どうしても「映画美学校の楽屋オチ」がチラついてしまい、部外者である自分みたいな鑑賞者からするとなんともいえない疎外感を覚える。
追い詰められる主な要因がフィルム不足ってのも、低予算映画あるあるなのかもしれないけど、カンパ募ればよくねー?としか思えなかった(学校から当初は支給されてたわけだし、あそこまで意固地になる心理状態が俺には理解できなかった
徹夜続きと言ってる割に主人公以外があまり追い詰められてる感ないのもうーん...
最初のエントリーシート仕分けてるシーンが楽しそうで良かったですー