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フランケン・ライジング
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『フランケン・ライジング』に投稿された感想・評価

爆裂BOX

爆裂BOXの感想・評価

3.4
ヴィクター博士が行う細胞蘇生の研究材料にされたブライスは、その副作用により邪悪なモンスターへと変貌してしまう…というストーリー。
The Asylum製作によるフランケンシュタインを題材にしたスプラッターホラーです。
連続殺人の犯人として警察に自首したヴィクター博士。精神科医の鑑定に対して、彼は殺人を犯したのは自分ではなく怪物だといい、自らが行った実験について語り始める、という内容です。
ストーリーとしては現代を舞台に、原作をベースにして現代的なアレンジを加えたものになっていますね。ヴィクター博士が最初に行っていた実験もナノテクノロジーを使った神経回復回路で身体を再生しようとするものですし。
連続殺人を犯したと警察に出頭したヴィクター博士が、精神鑑定を行う精神科医相手に事件の真相を語るシーンと回想シーンで展開していきます。先に描いたエピソードをもう一度描いてその前後を明かす、という形式で最初は語られなかった部分が明らかになっていくというパズルのピースがハマっていくような感じにしたかったのかもしれませんが、そこは上手くできてない気がしました。普通に描いた方が良かったんじゃないかと思いましたね。同じシーン使い回して予算削減できるからこの構成にしたんじゃないかと勘繰っちゃいました(笑)
下半身麻痺だったブライスに実験を施して歩けるようになるも、細胞をコントロールする為に脳に入れられた博士の記憶に影響されて、博士の周りの人間を切り刻みたいという願望のせいで悪夢を見るようになる所は面白いな。
主人公であるヴィクター博士は新しく入った美人の助手と恋人のエリザベスとレズらせてドラッグキメながら3Pしたりとすでに倫理観真っ当でないですが、悪夢に悩まされて実験下りると泣きながら言い出したブライス射殺してその死体を蘇生実験に使ったり、怪物から身を守るために警察に出頭したことを明かして、精神科医から「自分の身を守るために我々を危険に晒すのか」と言われて「まあ、そうだな」と答えたり、「自分が常に正しい。上手くいかないのは周りが間違ってるからだ」と言ったりと中々のサイコパスぶり。エリザベスの事は愛してたみたいだけど、彼女を生き返らせるためにブライスに殺人を命じるなど、脅されてた立場が逆転する所も面白かったですね。こっちも負けず劣らずの怪物だから対等な感じになったんだろうな。
怪物と化したブライスのメイクはゾンビみたいなグチャグチャ顔で、イケメン顔からこうなったらそりゃ恨むわなと思いました。移された博士の記憶と願望から次々殺人を繰り返していきますが、冒頭から研究室に入って来た女の両足引きちぎったり、腕引きちぎったり心臓掴みだしたり、硫酸をかけられてドロドロに溶けた顔などスプラッター度は結構高いです。
博士の恋人のエリザベスを始めとして、出てくる女優陣キレイどころ多いのも見所ですね。ベッドシーンや入浴シーン等サービスシーンも結構出てきます。
終盤はちょっと駆け足気味に感じたかな。ラスト、復活した「彼女」はどうなっていくのか…
The Asylum作品らしく低予算で演出や演技などあれな所はありますが、結構スプラッターでそれなりに楽しめました。
アサイラム製現代版フランケン映画

【概要】
ヴィクター博士が警察に自首し事情聴取を受けているところから始まる。
彼は一度死んだ細胞を蘇生させる研究をしていた。
研究過程で下半身麻痺のプライスを治験で試すと回復に成功
しかしその後副作用で彼はモンスターになってしまい体を元に戻すため健康体の人間を探しては殺しを重ねていた。

【感想】
ヴィクター博士はプライスに殺されるかもと警察に自首
事情聴取を受けているという形でことの経緯をはなし終盤は予想通り血まみれ展開に…

話が単純でやってることはありきたりだけど犠牲者も程々に
グロ描写も少しながらありまぁ楽しめんくも無い感じ

ジャケ的にもっとつまらんD級映画かと思ってたのでまぁ比較的当たりだった
"細胞蘇生の研究を行う天才博士ビクターの餌食になったプライスは副作用により怪物へ変身、一方博士は新たな実験体を求め殺人を犯し始める"というストーリー

微妙な作品

単調な刑事と博士の取り調べシーンは退屈だけど妙に力の入った首切断、顔面溶解、足粉砕といったゴア描写は評価ポイント