再視聴。
昨日、ふと思い出した。
そういえば一昔前に観たSF系ドラマで、“時間が止まった世界で少年たちが大人になる”って話があったなと。
時を止めたそのワクワク感の後の絶望が印象的だったのでググってみた。
「SFドラマ 時間が止まった世界」
あぁドラマではなく映画だったか。
辿り着いたのは本作だった。
壁に積み上げられた少女(スリン)の後ろ姿がなんとも美しい。
短いワンシーンだけどそこに込められた”時間“が象徴的。
そしてもうひとつ、止められた大波を背景に砂浜のふたり。
SFには“設定に多少無理がある”のを承知でこういう世界をリアルに見せてくれる醍醐味がある。
物語の出来不出来を超えたところで、人生の一本。