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パティ・ケイク$のmpcのレビュー・感想・評価

パティ・ケイク$(2017年製作の映画)
3.9
都会の川向こう、アメリカの埼玉ともいえるド田舎ニュージャージーで祖母の介護やバイトに明け暮れながらラッパーとして大成する事を夢見る太め白人女子パティのお話。

少々長いながらも中東系ドラッグストア店員と訳あり黒人と車椅子祖母のナナとの凸凹ユニットで世間からの冷遇や貧困と戦う田舎の日常の描写にどっぷり集中してしまう

アメリカで白人に生まれながらも痩せる事を放棄している子、そういや大学に何人かいたなあ、けどどの子も悲壮感はなくむしろわが道を行っていたのを思い出した☺
貧困関係なく金持ちの子供も平等に太るんだなあって、糖質の高いアメリカの食事の怖さを感じた思い出

黒人至上主義のラップの世界で貧困白人が頂上を目指すエミネムの映画を思い出したけど、今作品は女子しかも太め貧困なので難易度滅茶苦茶高いところをどうやって切り開くのかは見ごたえあり。

聞き取り難いうえに怒りとエロ中心の内容のラップの詞、、字幕さんかなり頑張ってました!ワロタ👏
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