緩やかさ

スペインは呼んでいるの緩やかさのレビュー・感想・評価

スペインは呼んでいる(2017年製作の映画)
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今作があからさまにスティーヴ回なので、前作イタリア編がロブ回だったと気づく。

イタリアではロブが常にボケて、スティーヴはスルーするときと乗っかっていくときがあったけど、

スペインではロブのボケを全て受けて、ときに倍返しするスティーヴ。

特にモノマネの応酬はロブへのダメ出しも含めてすごかった笑


劇中、スティーブには離婚した妻との間に二十歳の息子がいて、息子の彼女の妊娠が判明。愕然とするも、ロブは「よっ、おじいちゃん」と囃し立てる。

ロブは晩婚だったのか8歳の娘と0歳の息子がいて育児真っ只中。奥さんとも円満に。

スティーヴは中年の危機よろしくスペインの田舎を彷徨い、車のトラブルで消息を絶ってしまう。

ラストシーンがめちゃくちゃ不穏なんですけど、、

次作の回収が不可避となった。


もちろん本作にも美味しいもののシーンは満載。
厨房の環境音とともに様々な料理が登場します。

各皿に仕事入ってたイタリアと比して、スペインは素材勝負、豊富な海の幸を粗塩とオリーブオイルだけで仕上げました、って感じです。これがまた美味しそう。
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