今作があからさまにスティーヴ回なので、前作イタリア編がロブ回だったと気づく。
イタリアではロブが常にボケて、スティーヴはスルーするときと乗っかっていくときがあったけど、
スペインではロブのボケを全て受けて、ときに倍返しするスティーヴ。
特にモノマネの応酬はロブへのダメ出しも含めてすごかった笑
劇中、スティーブには離婚した妻との間に二十歳の息子がいて、息子の彼女の妊娠が判明。愕然とするも、ロブは「よっ、おじいちゃん」と囃し立てる。
ロブは晩婚だったのか8歳の娘と0歳の息子がいて育児真っ只中。奥さんとも円満に。
スティーヴは中年の危機よろしくスペインの田舎を彷徨い、車のトラブルで消息を絶ってしまう。
ラストシーンがめちゃくちゃ不穏なんですけど、、
次作の回収が不可避となった。
もちろん本作にも美味しいもののシーンは満載。
厨房の環境音とともに様々な料理が登場します。
各皿に仕事入ってたイタリアと比して、スペインは素材勝負、豊富な海の幸を粗塩とオリーブオイルだけで仕上げました、って感じです。これがまた美味しそう。