オールセインツ
実話に基づくお話。
信じるものがあるって素晴らしい、でも、それより何より、人々の繋がり、信じるということ。
人間の強さと、1人じゃ生きられないことを改めて感じた。
カレン族との出会いも、世界の現実が見えて涙が出た。
畑を耕し、種を植える。
水をやり、手を加えて育てる。
どれだけ力と時間をかけても、自然には絶対に勝てない。
ただ、そこで折れるのではなく、最後の最後まで信じる。動く。手を尽くす。
そして何もなくなっても、必ず元には戻らない。必ず得るものがある。前とは全く別の力が生まれてる。絆がある。そのことに気付けたら、前とは違う自分になれる。
奇跡や、神のお告げとか、信仰心とか、なかなか身近に感じられない部分があったかもしれないけど、そんな難しい事じゃなくて、ただただシンプルに人を想うこと、お互いに助け合うこと、自分の心に問うこと、自然の声を聞くこと。
起こることに意味を考えてみること。
この映画を観たあと、なんだか強くなれる気がしたし、強く思おう、と感じた。