くぼたたた

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結のくぼたたたのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

悪趣味なまでに暴力的で、下品で、グロい。
「俺、めっちゃセンスあるやろ?」と言わんばかりのカメラワーク。
それが最高。
センスあるオタクが作る映画って感じ。
タランティーノとかギレルモとか。
ええ意味でオナニーしてる作品は最高やで。
ヒトデ宇宙人のことを、モンスターって言わずにカイジュウって言ってたんもオタクっぽくて最高。

ジェームズ・ガンとは、ガーディアンズオブギャラクシーが初対面。
その時からハマって、今作も期待して見たけど最高でした。
最初にメンバーのほとんどが死ぬみたいな、いきなりオチ持ってくるところとか最高。

作中で底辺の生き物って言われてる小さなネズミが、最後超ドテカいヒトデ宇宙人を倒すところは、低予算のB級映画ばっかり作る制作会社出身の監督の意地というか優しさを感じた。
作中に出てくる「底辺で嫌われた生き物だけど、生きてる」ってセリフも。
まあ、ネズミより大きい人間に使われてるやんけって言われたらそうなんですけど。

ハーレー・クイン役のマーゴット・ロビーはもちろん魅力的で可愛かったけど、それ以上にナナウエとセバスチャンが可愛かった。
ナナウエって名前もいい。
声、スタローンやし。
ただ同じ動物キャラでもウィーゼル、お前はアカンわ。
キモすぎるし子供殺してるのは地雷過ぎる。

映画オタクの「こんなん最高やろ」を濃縮して最高な形に仕上げた最高映画でした。
あと、サバントめっちゃ内田裕也。
くぼたたた

くぼたたた