ポンコツ娘萌え萌え同盟

女高生<スケバン>SEX暴力のポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

女高生<スケバン>SEX暴力(1973年製作の映画)
3.3
女高生<スケバン>SEX暴力というタイトルに惚れ込んで鑑賞。兼ねてタイトル通りセックスと暴力の日々をスケバンのモナリザお京をリーダーに率いる三人組。作品絶対に流れる「うわっ!時代を感じる〜!」雰囲気にやられる。生まれてないけど。

パンツ一丁で踊りビニールハウスでタイマンする青春と、若干見られるアダルティなロマンス。角瓶が溢れる絨毯とか。
総番選ってなんだよアイドル選挙みたいなもんか?とツッコみながらも総番を目指す中で、小規模的な世界で動く夢と策謀と現実。
モナリザお京自体にそこまで迫力は感じないけど、その怒りから指に嵌めた刃物で女がなんとしても守りたいボーダラインを破り顔を傷つけるときのカタルシス。
本作のモナリザお京含めた三人組こそ単純だけど、それ以外は単純とは行かない登場人物なのもあってか…ね。

オールスケバンの世界なので、オラついた言葉で抵抗すれば無理矢理懐柔されるのもありで、その手の性癖の持ち主ならいくつかたまらないだろう。
しかし私は輪姦系のエロ漫画が読むのが性癖なので、本作に確かに見かけた輪姦シーンは懐柔されたところで次のシーンに映ったので、個人的にその先が見たかったから残念だ。まあそんなことしたらロマンポルノではなくAV待ったなしになるけど。