てぃだ

(秘)女郎残酷色地獄のてぃだのレビュー・感想・評価

(秘)女郎残酷色地獄(1973年製作の映画)
3.6
奴女郎とは?
ひとみ御供とは?

とか普通に色々勉強になる笑


大奥から、見せしめとして
というか
色んな他の女の身代わりとして
女郎に落とされた女と

もう一人の女

この二人を軸に物語は進む


大奥と吉原を対等
な感じで描くのが面白いし

吹っ切れた主人公が
「大奥で将軍と寝た」

っていうのを逆に自らの
武器にして
売りだそうとする

そんなところにやってきたお侍

遊女だからって
自分を傷つける必要はねぇ

って言ってくれる彼に
惚れないはずはなく


もう一人は
なかなか
自分の旦那を忘れられず
遊郭の世界に馴染めなくて

みたいな
大変ドラマチックで
真面目
なロマンポルノ


ラストは
溝口健二の
「近松物語」すら思い出した
てぃだ

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