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団鬼六 蛇の穴のseapony3000のレビュー・感想・評価

団鬼六 蛇の穴(1983年製作の映画)
4.0
長い廊下、軋む縄と梁の音。父の自殺のトラウマと思いがけず姪っ子と初体験する羽目になる拷問。夕顔夫人の高橋明よろしく調教師として大杉漣。こちらはかなり暴力的なキャラで大杉漣のキャラに合う〜〜。桐箱のなかに入れた亡き母の黒髪、マザコンの中原潤とメイドも良い。そして出た吊り橋放置プレイ。鎌倉のあたりにあんなロケーションあるのですか?掃除機の音にビクつく志麻さん。黒髪着物の夫人は志麻さんしか務まらない。下の毛を剃られ、未亡人になった後は尼になって黒髪を剃る。境内の階段の途中で見つめるお地蔵さんに供えられた蝋燭。藤井監督の仕事が完璧すぎるのだけれど、こんなに素晴らしくてもまだもっと完璧なものをみたくなってしまう。こちらもいつのまにか調教されつつあるのか。鬼プロダクション制作。
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