hokuto

希望のかなたのhokutoのネタバレレビュー・内容・結末

希望のかなた(2017年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

2022年116本目 2月66本目
希望のかなた[3.7]
Toivon tuolla puolen/THE OTHER SIDE OF HOPE(2017)/98分/U-NEXT
監督:アキ・カウリスマキ

【感想】
シリアから脱出してフィンランドのヘルシンキに流れ着いた男性と、老後の夢であるレストランを開店させた人のいいじいさんの話。
難民申請が通らず強制送還が決まった所は衝撃だった。
わりと新しい映画だけど古い映画みたいな雰囲気。
あと、舞台がフィンランドだからかかもめ食堂思い出す。
ちょっと変な日本レストランもご愛嬌。
他の登場人物の人柄がもっとわかると良かったかも。

【ストーリー】
難民問題をテーマに描き、2017年・第67回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞したヒューマンドラマ。シリア人の青年カリードは内戦が激化する故郷を追われ、生き別れた妹を捜すうちにヘルシンキに流れ着く。内戦で全てを失ったカリードにとって、妹を捜し出すことだけが唯一の望みだった。ヨーロッパ全体を悩ませる難民危機の影響か、無情にも難民申請を却下され、いわれのない差別や暴力にさらされるカリードだったが、レストランを営むビクストロムに助けられ、彼の店で働くことに。ビクストロムもまた、行き詰った過去を捨てて人生をやり直そうとしていた。
hokuto

hokuto