希望のかなたのネタバレレビュー・内容・結末

希望のかなた2017年製作の映画)

Toivon tuolla puolen/The Other Side of Hope

上映日:2017年12月02日

製作国:

上映時間:98分

3.9

あらすじ

「希望のかなた」に投稿されたネタバレ・内容・結末

最初なんだろうと思って観てたけど、途中から色んなところがシュールで面白かった。

お店の社長さん、当たり前のように色々してくれてるけどいい人すぎん???

賭けも強いしなんなの。カッコ良い。

最後、死なないなら、何で刺されたの?(笑)

日本食にして、ちょっと寿司のネタ小さいよ〜と思ってたら、わさび大量でオエッて顔で多分見てたと思う(笑)

あと、音楽が良かったね。

日本の音楽取入れてるのすごいわ。
初鑑賞。アキ・カウリスマキ監督。
ブルージーで超オモロー!

演奏が渋くて入り方とかカッコイイし、コワモテたちがノン笑顔で静かにとる行動がウケる!
テーマが重暗なだけに余計効く。

【私はプライバシー不要の変人か?】

このレストラン、「かもめ食堂」よか行ってみたい。なにあのチームワークw
観る前は今作ジャケに惹かれなかったけど、オーナー(背でか)たち鼻にティッシュつまってるw
ボケとツッコミとは全く別次元の笑い。大好物。
フィンランド行ってメジャーで身長測られたい。

オープニングは、そろそろ誰かなんか喋って〜と思っていたら1発目から音楽。
ずっと引き込まれての、エンドロール流れると同時に目から塩水(よくある)。
んで、エンディング2曲きて〜と思っていたらまさかの不発。なんでやっ!
ロールまだまだあんのに音だけ超寸足らずw
くやしいけど大爆笑。


明日はフィンランド国民の耳の満腹中枢についてお勉強してみます。
あれは”寿司”じゃなくて”スシ”だね
愉快な仲間たちがめっちゃいいやつら
2回目
希望の、かなた、希望の、向こう、大きくてもちっぽけでもこの希望(のぞみ)の先に確かなものがありますように 生きる、あなたにもわたしにもすべての人に ありったけの善意を込めてここに願う
シリア難民であるカリードが直面する差別や暴力、逃げ延びた先のフィンランドですら見捨てられてしまう非情さ、彼に手を差し伸べる市井の人々の優しさがとにかく淡々と描かれている。
テーマは重いものであっても、レストランで働く人々の優しさとユーモアが対比的にあることでその悲壮感は少し削ぎ落とされているように思う。

登場人物の表情、体の動きが極端に少なかったのが余計に笑いを誘った。あとみんなめちゃくちゃ煙草吸いまくる。
役者陣のあまり表情を変えない演技(特に破壊されるシリアの街をテレビで観てるところとか)が現実味帯びすぎてて観ることに後ろめたさすら感じた
日本の難民認定者数の少なさは世界トップクラス〜せめてゴロツキが減りますように
台形の目覚まし時計

机の上のキンシャチ

ブルーとオレンジのランドリー

レストランの朱いパーテーション

粋なトラックおじさん
ステキな荷物が運べた。金なんか要らない

捨て犬の名前がコイスティネン(街のあかりの主人公と同じ名前)。
気になっていた、フィンランド映画界の巨匠、アキ・カウリスマキの作品をやっと観ることができた。
内戦が激化するシリアを逃れてきた青年リカードは、妹を探してフィンランドに辿り着いた。難民としてフィンランドで難民申請を試みるも却下されたリカードは、レストランオーナーのヴィクストロムに助けられ、雇われ人となる。そして最後は妹を見つけ出すことに成功するも、ネオナチの一人に刺されてしまい、病院にも行けずに草むらで一人佇むのだった。

難民問題という非常にシリアスなテーマを扱い、終始暗い雰囲気で映画は進むが、親日の監督が作っているだけあって、日本ネタがところどころに散りばめられていたり、コメディ要素を盛り込んでいて、笑ってしまう箇所もあった。

見ず知らずの難民リカードを受け入れるという、ヴィクストロムの優しさ、暖かさに感動した。人に優しくすると、その恩を受けた人は他人にも親切になる。そうやって、世界が優しさに溢れていくんじゃないかなあと思った。
敬愛するアキ・カウリスマキ監督作品のレビューであまり政治的な事は言いたくないのだけど、難民についての作品ということで観るのを躊躇っていた。というのも今では、誰も、全く、話題にもしないが、難民受入の議論については自分は慎重であるべき、という立場・考えだからで、特に当時(話題に上がってた頃)日本でよく目にした難民受入賛成派の人間の質が著しく低く、粗野で不寛容だったからなおさらこの作品にそういうのを見て取りたくなかったのである。だが観たあとに思えばその心配はカウリスマキ監督への冒涜であったし、主人公やその他難民には同情したし、困っている人は助けたいという素直な感想は持てた。むしろ上記に上げた賛成派こそ学ぶ事が多いのではとも。某現代美術の画家が「難民を受け入れて棚田で働かせれば良いじゃないか」と言っていたが、この映画のイラクの難民のように祖国では看護師だったという人、実際には医者や弁護士が難民として日本に来て、田舎でキツい農作業?それは奴隷と何が違うのか?と。

主人公が難民申請の待合室でシリアから来た別の難民との距離感、あそこで自分がタイに住んでいたときの、他の日本人を見かけたときの気持ちをなんとなく思い出した。タイといえば、自分のタイ人の知り合いが、もちろん難民ではなく、日本文化が好きで大学で日本語を学んで語学留学しに来て、いざ働こうとしたら就労ビザが下りない、という目にあっていて最もコロナの影響もあるんだけど、こういう人こそどんどん日本に来てもらえばいいのに。

だいぶそれたけどせっかくネタバレボタン押したのでネタバレすると、宗教は捨てたという、普通であればイスラム教徒の主人公は国粋主義者に腹を刺されてしまう。そのまま映画は終わるのだがあんまり良い予感はせず、同監督の最も悲劇色の強い「マッチ工場の少女」並の衝撃があった。いつもの明るいラストを想像してたのに。とにかく、観るまでは悶々としてて、観てる最中はすっかり引き込まれて、ラストでまた悶々とする映画でした。主人公は無事であってほしい。
題材はシビアなのに、溢れる空気は気だるげでただただ優しい。
ヘンテコ日本の寿司屋のワサビてんこ盛りには笑わせてもらったけど、あれは必要だったんだろうか? 
主人公とレストランのオーナーが出会うまでが随分長い割に、出会ってからはトントン拍子に話は進んで、ヘンテコ寿司屋をやってる裏でちゃっかり妹は見つかってるという親切設計でユルユル。
人物の顔のどアップからオフビートな独特の間、かしこまった立ち位置にギャグを真顔で言う人々などいちいち画面にカウリスマキ監督らしさが漂う映画であった。
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