名もなき野良犬の輪舞のLEGIONのレビュー・感想・評価

刑務所に新たに収監された若者である主人公と犯罪組織でトップに成り上がろうとする受刑者の友情より深い絆を中心に描かれたクライム映画で、警察や犯罪組織を巻き込んで裏切りに裏切りを重ねた展開が多いためエンターテイメントとして楽しめた。刑務所や夜中の街など暗い雰囲気を纏った舞台が多く、主人公たちの暴力性などが際立ってるように感じた。
裏切りなど物語を二転三転させる構成は楽しめるものではあったが、もう少し単純な作りでまとめられるように感じたり、違和感を覚えるような展開も多々あるように感じた。

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