映画の世界観をしっかり掴んだ邦題が◎。
セブンサイコパスみたいなオープニングのシーンからワクワクが始まる。
ソル・ギョング、獄中にいる時から爽やかイケオジで、出所したらスタイリッシュにスーツとスポーツカー。ノリノリで、やたら笑顔で暴力ふるいまくる。見た目に反して残酷非道な悪人。特にヤクザの拷問シーンとか、他とはちょっと違うキツさがあって、目を覆うこと数回。ただ、随所に笑いを散りばめてあるので、緊張も適度に緩められる。出演者が豪華で、ここでしか見れないあの俳優さんのあんな顔、この俳優さんのこんな顔。クスッと笑って、ほっとしたらグサッとか。心臓に悪い。
イム・シワンが実に良い。これまで見た彼の作品のなかで、最高傑作。チョン・ヘジンが姉御肌のハンサムな女優さんなのも世界観が揺るがなくて良かった。欠けてる色気を、イム・シワンが補足してた感じ。先の読めないストーリーに、最近話題のキム・ヒウォン、彼の顔みてほっとしてた（笑）。
