Punch

フィーバー・ルームのPunchのレビュー・感想・評価

フィーバー・ルーム(2016年製作の映画)
4.0
前半の映像のパターンが全く分からない。アピチャッポンは本当にちゃんと思考してモンタージュしているのか?それとも思考のフォーマットが明らかに違いすぎるのか?後半の光は確かにすごい、けれど少しリテラルすぎるように思えてしまう。奥行きの成立は空間だけでなく時間も操作しなくてはならない。もちろん前半にも出てきた電灯が何回か点灯することで図と地の反転が二重に行われる、観客席と舞台、虚と実、だけどもっと出来る気がする。夢、幽霊、あの世、などなど、二項の境界の消失をこれらのマジックワードでそれっぽく納得してはならない。光は確かにすごいけど!!、それじゃあアトラクションとさして変わらない、、
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