むぎすけどん

南部の唄のむぎすけどんのレビュー・感想・評価

南部の唄(1946年製作の映画)
4.5
言わずもがなディズニーの中の名作。
母親の実家に帰省中の農場主の子供が話好きのリーマスおじさんと出会い、「うさぎどん」の冒険譚を聞き、物語が展開していく。
陽気な南部の唄のもと繰り広げられるアニメーションと実写で構成されるなんとも不思議でワクワクさせる映像が素晴らしい。
TDLのスプラッシュマウンテンの原作であり、舞浜駅の下り発車メロディにも使われている。

残念ながら、現時点では、公式の市販ソフトは希少で、入手困難である。かつて、南米、ヨーロッパなどの一部の地域でVHS、日本では、VHSとLDが発売されたのみのようである(その意味で日本は恵まれている)。
映像ソフト化が難しい要因に、NAACP(全米黒人地位向上協会)の存在があり、「白人と黒人が仲良くしている描写」に抗議を入れたせいだからだという。

個人的には、後世に語り継ぐべき、素晴らしい作品だと思う。
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