蚕の不憫さを知った映画ランキング第1位
主人公のミユリはいじめを受け自分を出せず、唯一の友達は「蚕のツムギ」。そんな時転校してきた富田紬と出会い、徐々に変わり始めていく…。
とにかくやるせない気持ちになった。
紬と出会い段々と人に馴染めて、見た目も自分を出す事も出来る様になっていくミユリと、最後まで自分の叫びを出さず他人の為に尽くしていく、まさに「蚕」の様な紬に苦悶する。
鑑賞後にもう一度、電話ボックスでの会話、2人のカフェで勉強するシーン、河原で石を投げる場面を見返すと、淡い青春の昂りは儚いんだと言う事を突きつけられる。
蚕は絹を作るため醜かろうが重宝されるが、成長し蛾になると何も出来ずただ死していくだけ。
人間にはどうしても見た目や利用価値で判断してしまう側面がある。
劇中にある「虫は痛みを感じない」という台詞。人はどうだろうか?傷害的な痛みも精神的な痛みも、それを痛く思える心もある。
では何故気持ちをわかり合う事が出来ないのか