このレビューはネタバレを含みます
結構序盤から紬の闇を感じて途中から観てるのがかなり辛くなってしまった
紬に感情移入し過ぎてしまった
紬が何度も「助けて」のサインを出しているのにどうしてミユリは何もしないのか···
うん、わかってる
ミユリは自分が辛い時に逃げる事も助けを求める事もできなかった子だから多分どうしたらいいかわからないのだろう
ミユリは紬に助けられて変われた
そして紬に夢中になった
でも気付いたら立場が逆転していた
イジメっ子に紬の画像を見せられた時にも紬に対して不信感に近い感情を持ったように見えたけど、沖縄に行くために電車を待っていた時、あれが決定的な瞬間だったのかも
眠ってしまった紬のレグカの傷を見て怖くなって逃げてしまったのかな···
自分の想像以上に紬は自分や皆とは違うと···
糸が出ていて引っ張って切れてしまったのは生物教師が言っていた蚕は近付き過ぎるとお互いが絡まるという事を人間に例えるために映像で表現したのかな···
ラストはあまりにも残酷だった
ミユリが旅立つ直前まで紬と疎遠になっていたという事実···信じられなかった
自分の人生を変えてくれた人なのに···
紬に起きていた現実と死に方も辛過ぎて呆然としてしまった
ミユリの手首から流れた赤い血を見て安心してしまった自分が怖い···
この作品をもう観ることは無いと思ったので普段はネタバレ嫌いなんですが長々と書いてしまいました
でも観て良かったとは思います
