ある大企業の会社にある夜、強盗団が侵入してきた！
彼らは会社の警備をパソコンで破ってしまうのだが、なんと会社が研究で作り出した凶暴なティラノサウルスの入った檻まで開けてしまう。
解放されたティラノサウルスは町の人を襲い始める・・・・。

ロジャーコーマンが製作したB級低予算恐竜パニック映画。
地味にジェフフェイヒーやトニートッド、ディーウォレスさんまで出演していて凄く豪華であった。
ティラノサウルスは基本的に過去の映画の流用や人形による特撮のため、あまり出来は良くない感じである。
ラストの滅茶苦茶な展開はある意味必見ですな。

DVDにて字幕鑑賞。

あらすじは遺伝子操作によりティラノサウルスを誕生させたカルゴリン産業。
しかし研究資料目当てに強盗団達に襲撃され、ティラノサウルスが脱走してしまい…というもの。

恐竜×『ダイ・ハード』パチモン！
トニー・トッドが強盗団のリーダー役。
ビルの中で強盗団、外はティラノサウルスでカオスな状況！
とは言っても、この２つの要素が全然噛み合っておらず着ぐるみティラノ含めて全てが安っぽく、迫力も無く銃撃戦もショボかった。
緊張感、緊迫感が皆無。

捕食シーンは多めで血飛沫もあり良い味出しているけど、凄いアッサリとした描き方で物足りない。
足音聞こえへんのか己らは？
デカさは感じられ無かったけど、ある程度近くに居たら存在分かるやろ！
全然気付いてへんやん！

強盗団達も鈍臭い&間抜け揃い。
余裕かましといて人質には逃げられるわ、返り討ちに遭うわ、仲間割れするわと情けない…

オチも全然好きやない。

• #ヒロ吉2023年旧作DVD
• #パチモン
• #アクション

『ダイハード』と『ジュラシック・パーク』が融合したようなモンスターパニック映画

『クジョー』のディー・ウォレス
『キャンディマン』のトニー・トッド
監督は『13日の金曜日 Part7』のジョン・カール・ビュークラーという、分かる人には分かる素晴らしいキャスト&スタッフ勢揃い

恐竜vs人質vsテロリストという絶妙な構図のストーリー展開が面白い

2006年製作なのにキチンとミニチュアとCGを使い分けていて好感が持てる

無駄に血が噴き出るしカーアクションもある

それにしても中盤のアクション映画の撮影シーンがやけに気合が入っていて笑った

ストーリーには微塵も関係無いけど

• #タイトルからUKグラムロックバンドの方を連想した人とは、きっと良い友達になれると信じています