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女と男の観覧車のansのレビュー・感想・評価

女と男の観覧車(2017年製作の映画)
3.8
邦題がださい。狙ってるんだろう
けど、アメリカンレトロな空気感がすごい可愛かった。トムとジェリーで使われてるような音楽とか。フィルムで撮ったような雰囲気も。家の中で話してる時も、遊園地のカラフルな光が登場人物の顔を赤く照らしたり青くしたりおしゃれやった。
服も可愛い。ダイナーのウエイトレスとか、水玉の水着とか、カラフルな衣装。
当時のメロドラマをうまく再現出来てると思う。ステレオタイプな登場人物。とはいいつつも、更年期障害を拗らせたメンヘラはかなりヤバいし、いつの時代もいるよね。
結局悪いのは、このオバさんか、プレイボーイかって少し友達と議論になった。わたしはプレイボーイが許せない。メンヘラおばさんをあのレベルにまで覚醒させたのは確実にあの男や。なにが不幸な雰囲気が美しいや。お前がそーゆーから悲劇のヒロイン演じて生きていかなくなったんだあの女性は。あの男が間接的にキャロラインをあんな目に合わせてしまったようなものだと思ってる。
オチも煮え切らなかった。語り手のプレイボーイが部屋に入った時点で何か面白いオチを話してくれると思ったのに。
嫉妬に狂わせた男のせいで松居一代は救いの手を引いてしまったのさ。
誰も幸せにならない、無産階級の白人家族のブラックなストーリー。
ヒステリックを起こす登場人物に引き寄せられるし、可愛い衣装や小物、凝った演出がすごいタイプだったから評価高め
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