あらすじだけ読むと、どういう風にストーリーが展開して行くのか想像つかなかったが、結果それが良かったと思う。
深読みせず観た方が面白い。
面白いとは不謹慎だろうが、これは他人事だからこそかも知れない。
キーキーガーガーなシーン(笑)では、笑っている観客も。
痛々しいストーリーと裏腹に、軽快な当時の平和な曲が常に流れ、そのギャップがウディ・アレンらしい。
狭い町の狭い家の閉塞感。
息の詰まる気持ちが伝わって来る様だった。
ケイト・ウィンスレットの圧倒的な演技も凄みがあり、痛々しさが増した。
どうしようもなさがいい。