Eri

オラファー・エリアソン 視覚と知覚のEriのレビュー・感想・評価

3.8
インスタレーション作品を作り続ける現代美術作家のドキュメンタリーはそうそうない。しかも作品にハズレなしのオラファー・エリアソンの、ときたら見るしかない。

彼の作品や鑑賞者に対する考え方は、私の中でもここ数年で、近いかたちで定着してしまっていて、そこまでの新鮮さはなかった。やっぱりね、という感じ。
制作年を見ると2009年。なぜもっとはやく公開されなかったのだろう。
悔しくおもいつつ、やはり作家の考えや、制作時の顔を見ることができるのは貴重だ。

「アートは実生活に応用できるのか」という問いをもちながら制作を続ける、彼の責任感ある態度にハッとさせられた。
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