えりみ

悪女/AKUJOのえりみのレビュー・感想・評価

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)
4.6
今作をアクション映画と呼ぶかどうか悩むところ。疑似1カットもPOVアクションも最近別の映画で観てるし、殺陣自体も特に目新しさなし。でも「このシーンどうやって撮ったの⁉」「カメラどっから入ってどうやって出ていった??」っていうシーンがちょこちょこあるので撮影方法はコマ送り等でチェックしてみたい。
驚愕のバイクチェイス&ソードアクションをネットで見てこの映画の存在を知り「絶対観に行く!」と決めたけど、いざ劇場で観てみたら先出し映像以上のモノがなく「中盤の山場を先に見せちゃうってどうよ!😞」って不満に思うような我儘な人は絶滅すべ〜きで〜しょうか〜アンモナ〜イト♪

韓流ニキータ悲劇マシマシ、運命翻弄復讐ストーリーは存分に堪能。
「アシュラ」の方がストーリーも分かりやすく迫力も上やけど、私は「ニキータ」が大好きなので今作の狙撃シーンのオマージュ(しかもこっちの方が美しい)で評価🆙⤴
「手斧が出て来る韓流ノワールに外れ無し」ジンクスはまだまだ継続中。朝鮮族が出てくる〜もしかり。
国家情報院絡みなので、刃物や鈍器だけでなくガンアクションもありますよん。返り血ジャブジャブ、グロ映像もちょっとあるのでR指定。
ラストシーンのあの顔みても「悪女?」ってなったけど韓国語でいう悪女の意味が日本語のそれとは違うのかも。
松本幸四郎と天海祐希に似た俳優と女優さんがいて目を引く。
ウネが両親のええトコを全く受け継いでいないブサ赤ちゃんで目に留まるし不憫👶
あっちいったりこっちいったりせずにもっとわかり易い構成に出来たんちゃうんか?という点が惜しい。
粗さも味か。
えりみ

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