タマカッパ

我は神なりのタマカッパのレビュー・感想・評価

我は神なり(2013年製作の映画)
3.8
カリスマ牧師、
トラブルメーカー親父、
インチキ長老、
彼らが己の不正を棚上げして己の信念に基づき醜く争う。
エセ宗教の信者、警察には信念などない。
ヒエラルキーしか重んじない恐ろしい社会と、人間の弱さ身勝手さをここぞとばかりに描いていた。

この閉鎖的・排他的・閉塞的な村の雰囲気、掲げられたテーマは『哭声』を思い出す。"悪魔"とか"祈祷"とかいうワードが韓国は好きだなぁ…。

正しいのは自分。その思いが招いた悲劇。正義がわからないからと言って何かにすがればいいってものでもない。

やりすぎな描写やあからさまな醜態に不快になったが、醜い心は自分にもあるのでこの映画は嫌いになれない。皮肉なエンディングは結構好物です。