美、名声、男.... 女の欲が汚く、でも美しく描かれた作品だった。
1番の見どころは、芳根京子ちゃんと土屋太鳳ちゃんの演技。不思議な口紅の力で入れ替わるのが本作大筋の流れだが、入れ替わる演技で演じる役者が替わっても、累かニナかが識別できるところが2人の演技力の高さだと思った。
同時にどんなに外見にコンプレックスがあっても中身に自信があり堂々としていればさほど気にならないのだなと勇気をもらえたりもした。
またテーマソングのAimeeのBlack birdも歌詞、曲調ともに作品のイメージにぴったりで、聞くたびに映画の余韻に浸ることができる。
ストーリーはハラハラするもののなんとなく想像の範囲内で完結したため3.5。
とはいえ、ニナの秘密や二人の結末を完璧に読めたわけではないので普通に面白いストーリーだったと思う。
キャストが好きな人
欲望にまみれた女の作品が好きな人
幸せとは何か考えたい人
おススメです。
