友人から勧められて観賞。ホラーは苦手だと言う私に、“全然ホラーじゃないよ!お面を被った人が突然出てくるときに、少し驚くだけ!”と。
さて結論、“お面を被った人がいきなり出てくる”ことだけ念頭に置いて観たところ、友人の言う通り全く怖くなく、コメディ&ヒューマン映画として楽しめた。
1日を何度も繰り返すのは、人生を何度も繰り返すようなもの。ビッチ主人公は、1日を繰り返せば繰り返すほど、楽しく濃厚な1日を過ごせるように。1日タイムリープは、人生の大事なものに効率よく気づけるいい仕組みだと思う。
怖くない、
そう、ホラー映画としては怖くないのだが、“真犯人”に気づいたとき私はゾッとした。ホラー映画に分類されるには、されるだけの訳がある。これだけの要素を明るく詰め込んだ『ハッピー・デスデイ』、名作と言われるにも訳がある。