新参者はTVで1回だけ観たことがあって、1つの話が解決する回ではなかったこともあり、大したインパクトも感じず、無感動だったので翌週回から観るのを止めたのですが、この映画は、インパクト大！でした。
基本、映画を観る前に小説版を読まないようにしているので、予備知識なしに観賞。
TVで観た回が割と淡泊だったので、まぁ暇つぶしになればいいかな程度で軽く観てみたら、ズシン！ときました。内容が重い！
いやぁ~…、久々の衝撃でした。ストロベリーナイツの石黒賢の回を観たときのような衝撃。
割とサッパリというか爽やかな印象の俳優さんがメインを務めていたのでバランスがとれていたように思います（自分の中で）。
これをコテコテの演技でやられたら、ドン引きしますな。
ここぞとばかりの悲しいBGMも手伝って、涙腺崩壊でした。
メインの人たちの演技が素晴らしかったです。松嶋菜々子の顔が引きつりながら無理やり笑顔を作ろうとする表情とか、子役の父との別れ際の演技とか。
設定としては、幾つか引っかかる点がありましたけど、結果として演技に引き込まれました。
あぁ、でも、警察での上司2名（春風亭？ともう1名）の演技は論外でした（一気に興ざめ）。
最初苛立ちましたが、唯一ホッとできるシーンでもあるのかな、と思うとスルーできました。いろいろ悲しすぎるし。
