東京葛飾区で発生した殺人事件をきっかけに加賀恭一郎の秘密や過去が明らかになる話。
ミステリーと同時に重厚なヒューマンドラマを味わえる作品でした。
謎めいた殺人事件の裏にある練り込まれたストーリーが面白かったです。
麒麟の翼に比べて、かなり複雑で情報量が多かった。
頭の中で相関図を描きながら鑑賞しました。
その分後半からの謎解きが壮大だったので満足できました。
親子愛がテーマでもあり、なかなか胸に迫る後半だった。
まるまるドラマ化しても良さそう。
そして今回もまた日本橋の魅力が伝わった。
日本橋ってあんなにいっぱい橋あったのか...。