東野圭吾さんの小説を昨年からよく読み始めたのだけど、映画はほとんど観ていなくて、小説が面白かったので、映画をようやくアマプラで観ました。
原作を映画で越えることは登場人物のイメージが違っている、別なシナリオになっていてそれが自分にとってはしっくりこない、音楽がハマっていなくてダサい、などいろいろな要素があって😅結構難しいと思います。こちらは越えるというよりは、映画としての持ち味を生かしていて、小説と同じくらいに感動して良かったです。
加賀恭一郎シリーズの中でも親子の繋がりが記されている物語。加賀恭一郎さんの阿部寛さんがハマり役だったし、ヒロインの女性演出家・浅居博美を演じる松嶋菜々子さんが美しくて怖さを持っていて良かったです。わたしの小説の中でのイメージより美人でした😘
阿部寛さんはいろんなタイプを演じ分けられる素晴らしい役者さんですね。華もあるし。加賀恭一郎さんはもう阿部寛さんしかないような気がしてしまう。でも他にもテルマエ・ロマエや結婚できない男も阿部寛さんしかいないような気がします。
メンズノンノから出てきて、イケメンだということしか記憶がなく、演技には目がいかなかったけど、当時の『はいからさんが通る』もお顔とか姿しか見ていなかった感じですが、歳を経て素晴らしい役者さんになった方だと思います。軍服も似合うし、武士も似合う。これからも注目していきたい役者さんです。
