東京のアパートで絞殺死体が見つかる。
アパートの住人とはことなる遺体。
そのアパートの住人は行方不明。
同じ時、川原で焼死体が発見される。
捜査線上に上がったのは美人演出家。
松宮(溝端淳平)は彼女への聞き込みで、加賀(阿部寛)との接点を見つける。
アパートの遺体の遺留品の事を加賀に相談する松宮。するとひどく興奮する加賀。
それはカレンダーに書かれた橋の名前なのだが…
全ての点が線で結ばれる時、事件の真相と加賀の過去、家族が交差する。
原作は東野圭吾の同名小説。
ガリレオシリーズと双璧をなす加賀恭一郎シリーズの長編。
シリーズを通しての最終章に位置する。
序盤の字幕ナレーション、春風亭昇太の演技等気になるとこはあったが、事件が動き出すと気にならなくなった。
東野圭吾の切なく苦しい愛の形には毎回泣かされる。
ラストのエンドロールはドラマからのファンへの粋なプレゼント