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ミスター・ノーバディのTENのネタバレレビュー・内容・結末

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

日本で観れるミスターノーバディ(u-nextやDVD)はシーンが2.30分カットされたバージョンなのが残念。しかも日本版だけ?これ、
152分でも全然良いし、色々意味合いとかメッセージ性、映画の重要な内容の感じ方とか変わってくるから普通にディレクターズカット(そのままの作品)の方で観たかった。

人間の死期(人生の終わり)と、宇宙の終焉による大収縮を遊び心に掛け合わせて物語が進んでいくの面白い!!人間の脳みそは銀河の様だって何処かで聞いたことあるし、、

究極の運命の選択に悩みすぎた少年の究極の未来妄想と、死に際のおじいちゃんの究極の思い出し、で挟み討ち進行していくからすごく難しくてややこしくなるけど、でも決断が難しい何かを選択する時って、本当にこの映画一本分くらいに悩んでる気分になる。

トトザヒーローの監督だなぁって凄いわかる!!少年の妄想が物語の中心にある感じ。

選択に悩みすぎてどれも選ばずにどれも選べた可能性を残すっていうのは僕的にはかなりの逃げだと思うから、スイッチを押して出てきた未来か、訳もわからず羽をバタバタしてたら出てきた未来か、気付けなくてもなるべく自分で「選択」をして未来に生きたい。

映画のエンドロールへの入り方は好きなんだけどその少し前のオチというか、映画の終わりへの終息に向けての色味が少しだけハマらなかった。

ジャレッドレトー好き。
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