緩やかさ

桜桃の味の緩やかさのレビュー・感想・評価

桜桃の味(1997年製作の映画)
3.7
バディの不穏なお願いを聞いてくれる人は他にいそう(何も心配するな、俺に任せてくれ、あんたは安心して穴に入ってくれ、ってお金もらう人)だけど、決してそうではない3人を選んで声をかけるバディ。

これから死ぬってのに若者たちに質問責め。若者たちは素直になんでも答える。

バディのお願いを理解したおじいさんに出会えて良かった。


夜、タクシーでいそいそと墓穴に赴くバディ(かわいい)。
穴に収まる時はなんかキラキラしてない?


ラストシーン。これは一回しか使えない手法ですね。
私はありでした。すごく説得力があるし、外連味があって好き。

変な言い方かもしれないけどさわやかな映画でした。好きです。
緩やかさ

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