イランの乾き切った砂地と最後に降った雨。
答えを出さないところが救いだった。
答えを出されていたら私はこの映画の生死観を疑っていただろうな。
景色や空気感、自然な役者さんたちが素晴らしかった。
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生きることの素晴らしさや尊さを肯定して称えることをテーマにした作品は全然嫌いじゃないのだけれど
その素晴らしさを見つける元気も気力も消滅した人間は、物語にもならず淘汰される(死を選ぶ)のだという想い…
ちょっとラストの表現が自分にはイマイチだったかな
剥製師の老人に明日の朝、肩を2回叩いてくれとお願いしにいった
いままで死ぬことしか考えてなかった主人公だったが老人の「桑の実食ったらうまかった」と…
桜桃とはさくらんぼのことなので、この映画のタイトルが『桑の実の味』ではないことがまずイケてる。
「ほぼ土と埃」でできた場所と車の中を行き来するだけなのに、こんなにもずっと見ていられる映像に仕上がって…
ある朝暗いうちに車にロープを積んで家を出た。わしは固く決意してた。自殺しようと。わしは家の側の果樹園に入っていった。1本の桑の木があった。まだ辺りは真っ暗でね。ロープを投げたが枝に掛からない。1度投…
>>続きを読む2人までの頼み方に少し怖さを感じたけれど、自分がめちゃくちゃなことを言ってることをきっと本人はよくわかっていて、でも頼みをどうしても聞いてほしくて、でも微かな優しさに触れてイラッとしてしまうあの感じ…
>>続きを読む(C)1997 Abbas Kiarostami