イラン人の友人のオススメで鑑賞
自ら人生を終わりにしたいと願う男性が、手助けをしてくれる人を探しにでる物語
劇中の音楽、派手な演出も一切なく淡々と進む物語
それでも人が生きる事の意味を考えさせてくれ…
よほど勘が鋭いか、映画的な教養を豊かに持っていれば別かもしれないものの、『ジグザグ道3部作(コケール・トリロジー)』を通して観なければ、ここに描かれているものが何であるのか、僕には掴みようがなかった…
>>続きを読む答えを観る側に渡さないラストの作りかたは好き
どんな意味を与えてもいいし与えなくてもいい
現実のニュースでも見たりするけど、命を断とうとしているときに通りすがりの人が助けて思いとどまるみたいな
他…
2025年 122本目
変わるきっかけは小さな桑の実でも、夕焼けでも良い。世界の見方を変えるものに大きさや値段は関係ない。
ラストはもちろん、カメラワークが特に良かった。引きと寄りの意味が伝わり…
なんの起伏もない会話劇。
心が死んでいて肉体をも消滅させたい時、他人との会話がいかに傷を癒えさせるか。
目まぐるしい日々の中では、目の前の事象以外ブラインドになってしまうが、実際世界は美しいもので…
シャベル
明日の朝、穴に横たわる自分に声をかけ、返事がなければ土をかけてほしい。運転する車に人を誘い入れては奇妙なお願いをする中年男性のバディ。みなが断る中、最後に乗せた老人は、生きることの喜びを…
(C)1997 Abbas Kiarostami