おじさんの生きなおし。
物語の序盤、主人公バディがハンドルを握り、土埃の舞う荒野を右往左往する姿は、どこか不気味で目的が見えない。
彼は「金ならある」と若者を誘い、あるいは畑を耕さない者を諭す…
観終わったあと、
なんだこれは??
と、心地よい脱力感と
想像が掻き立てられ、
一気に荒地に投げ出されたような感覚に
なった。
教訓めいた良い話、自殺を考えていた男がとある老人から生の楽しさを教え…
初イラン映画
車内での対話、乾いた空気と砂埃、余計な情報のないミニマルな構造と静けさのなかで、自らの生死観と向き合う時間。ラストは"生の側に居る"自覚をより鮮明にするためのメタ演出だと思うのでとても…
自殺を手伝ってくれる人間を探す男の話。
映画の冒頭、車に乗りながら誰かを探している主人公。
見ていると、金に困っている人間を物色している事が分かるわけですが、主人公の目的は一体何なのか?と興味を引…
「神は寛大だから、無理に生きよとは言うまい」
静かな緊張感が漂う映画。
初アッバス・キアロスタミ作品。イラン映画も何気に初めてかも。留学中に会ったイラン人の友人が話していたペルシャ語が耳に懐かし…
(C)1997 Abbas Kiarostami