え、どゆこと??
終始代わり映えののしない景色と身勝手で傲慢としか思えない主人公の言動を我慢しながら約100分耐えてみてたのに…
希望を持つラストで終わるのかな?とか思ってたら想像の斜め上を行く訳の…
黄金色の風景の中、主人公が色々な人と出会い、車の中で会話する。何かすごい面白いことが起こるわけでもなく、淡々と話が進む。景色の美しさをたのしむ映画。あとみんな生活が苦しいと言っているが優しいのが印象…
>>続きを読む最後のおっさんの話、はい、本当にその通りでございますね…と正座で清聴
なにかと絶望したり生きる気力を失うような出来事にぶち当たるが、桜桃の味を自ら手放すことはせず小さな幸せを手繰り寄せて生きていき…
自殺を決意した男が、道ゆく人に車内から話しかけては
「明朝穴の中の自分に声をかけ、返事があれば助け、なければ土をかけてほしい」
という頼みをする、言わばそれだけの映画。
もちろん怪しすぎるため、ほ…
会話のもどかしさ、緊張感、土砂が落ちる画、静かで環境音多めだが生きる(=死ぬ)エネルギーに満ちた映画。
ふと我に返らされるメタ的なラストにどんな感想を持つか。
序盤は「ある視点」ぽいけど、結果的に…
自殺を決意して死に方も死に場所もしっかりと計画し頭に入っている中年男バディが、大金と引き換えに自死に際した頼み事をする相手を車に乗って探し回る。徒歩で兵舎へ向かう若いクルド人兵士、セメント機械の見…
>>続きを読む(C)1997 Abbas Kiarostami