世界観の妙が心地よい。
一見すると平和なのに不穏。
不穏な流れででも淡々と。
このストーリーと登場人物と構成。
イランという国、
どこまでの表現の自由か、
匂わせる雰囲気がラストを飾る。
セリフ…
主人公は死んだのか死んでないのか、観客が1番知りたいところでメタ的な視点を流してくる。美しいイランの風景を走る主人公のロングショットと、主人公のボイスオーバーによって主人公の位置は定かでなく、さなが…
>>続きを読むあんまない設定でおもしろかった
とにかく目的を果たしてもらうために次々と道ゆく人に声をかけていく繰り返しが最初は相手目線で不気味に感じたけど、だんだん心地よくなってきて早く次の人見たい!ってなって…
ネタバレ注意
やっぱり考えた結果ラストのメタ演出は不必要で、適切な使われ方じゃないと思う。
バディの内面が事象や風景に反映されるという古典的な手法からはキアロスタミの映画に対する愛を感じられた…
途中までは老人に対して自分が死ぬことを前提とした話を続けていた主人公が老人の語る「目に映るが傷を負った人々では感じ取れないこの世の美しさ」というものをカップルの記念撮影というものを通して不意に感じ取…
>>続きを読むフィクションということをいきなり突きつけるラスト、あまり見た事ないパターンでちょっと驚いた
人のことばと、心よりもはるかに明るい綺麗な空が主人公の願望を和らげてくれたことを願うばかり
初イラン映…
アッバス・キアロスタミ監督の本作は、人生に行き詰まりを感じた中年男性が、ある目的を果たすための協力者を探してテヘラン郊外を車でめぐる旅を描く。主人公は、軍人、神学生、労働者など、異なる背景を持つ人々…
>>続きを読む「明日の朝、穴に横たわっている私の名前を呼んで、返事がなければ土をかけてくれ」
美しい空も星も、巡り来る四季も、桜桃の味も死んでしまえば二度と味わえない。
夕陽に照らされ染まる世界と、暗転する最後。…
非常に良質な作品でした。
主人公が人生の悲哀を感じさせる絶妙な顔付きでしたね。
一つひとつの会話劇がとても染み入りました。若者たちの良心と信仰心に基づく説得も誠実さがあって良かったのですが、老人の押…
(C)1997 Abbas Kiarostami