桜桃の味のえなのレビュー・感想・評価

主人公が手助けしてくれるひとのことを先に詮索して、人柄を確かめてから仕事を切り出してるのが生への執着に感じられて、とても切なく感じた。それぞれとの会話のはじめは穏やかでどんどん不穏になってくところにひきつけられた。
しかしラストの意味がわからなくて燻製のおっさんを追いかけるところから見直したけどやっぱりよくわからない。
そんな悲しい男はいなかったのさ、というポジティブな意味なんだろうか。それとも、これはフィクションですよと明示しなければならない事情があるのか。
ややモヤモヤ。