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美人妻白書 隣の芝はのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

美人妻白書 隣の芝は(2013年製作の映画)
3.7
売れない作家である柴田民夫(吉岡睦夫)とキャリアウーマンの妻、由美(宮村恋)。二人の夫婦関係は冷え切っていた。
ある日、柴田夫妻が住むマンションの隣の部屋に、漢字違いの「芝田」夫妻が引っ越してくる。
一日中家に居る柴田民夫と隣人となった専業主婦の芝田麻子(古川いおり)は、自然と距離が縮まって行った。そんなある日、柴田民夫に宅配便が届く。
しかしその荷物は配達員が間違えて届けた隣の芝田さんのものだった。
仕方なく柴田民夫は、隣の芝田さんに宅配便を届けることに。
しかし、そこに出てきたのは、昼間から酒を飲み、ベロベロに酔った芝田麻子だった。
酒に酔った麻子は、民夫に夫の不満をぶつける。奇しくも同じ境遇である二人はお互いを求めるように禁断の一線を越えてしまうのだった…。
ここから、二人の秘密の関係が始まっていく―――。
城定秀夫監督による夫婦交換不倫セクシー映画。

売れない作家でセックス好きな吉岡睦夫演じる民夫と酒好きセックス好きな古川いおり演じる麻子が、不倫するという不倫ものだが、古川いおり演じる麻子の夫とのサイズなどの相性が合わない故にセックスレスで夫の不倫に悩み酒に逃げてしまうやりきれなさや相性がいい民夫とのセックスに溺れる貪欲さや喜びがちゃんと描かれるので、単なる不倫モノに終わっていない。
吉岡睦夫と古川いおりの様々なシチュエーションのセクシーシーンは、リアルで濃密。
お互いに求めるものを交換し合う「パレート改善」を織り込みポップに仕上げた不倫セクシーものだが、パレート改善の果てにパレート最適に落ち着いたキレイなオチも良いコミカルな不倫セクシー映画。
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