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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.3
どん底生活を送るフリーターのタケミチ(北村匠海)だったが、駅のホームから転落した途端に高校時代にタイムリープ。
殺された元恋人ヒナタ(今田美桜)を救うために、東京卍會に潜入する。
しかし一度は救ったはずのヒナタが、凶悪化した東京卍會によりタケミチの目の前で再び殺されてしまう。
ヒナタの弟・ナオト(杉野遥亮)と共にヒナタを救うために現在の東京卍會について調べたところ、ドラケン(山田裕貴)は死刑囚として収監され、マイキー(吉沢亮)は稀咲(間宮祥太朗)に操られ、東京卍會は凶悪化した組織となり果てており、ヒナタを殺害したのは高校時代のタケミチの親友・アッくん(磯村勇斗)だった。
運命を変えるためにタケミチは再び過去へ行き、東京卍會の結成メンバーであるマイキー、ドラケン、三ツ谷(眞栄田郷敦)、パーちん(堀家一希)、場地(永山絢斗)、一虎(村上虹郎)の6人の絆を引き裂いた悲しい事件を知る。
その事件を契機に、東京卍會は半間(清水尋也)と一虎、そして謎のNo.1が仕切る芭流覇羅(ばるはら)と敵対。
マイキーを憎む一虎、一虎の思いを利用し東京卍會の分裂を東京卍會内部から画策する稀咲、突如東京卍會から芭流覇羅に寝返る場地。マイキーから場地を奪還してほしいと頼まれたタケミチ。場地を慕う千冬(高杉真宙)。
それぞれの思いが交錯し……。
第44回講談社漫画賞少年部門を受賞した和久井健のSFヤンキー漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写第2弾前編。
前作でのミッションをクリアしてヒナを助けたはずのタケミチが、目の前で半間修二によりヒナを殺害され、ドラケンが死刑囚になっている衝撃的なオープニングから始まり、東京卍會が反社に闇落ちしたのが前作でメビウスを使い東京卍會を潰そうと画策した稀咲が元凶でドラケンは稀咲を狙って死刑囚にされたことを知り、稀咲を東京卍會から除くため再びタイムリープしたタケミチの新たな戦いが描かれる前編。
東京卍會創設のエピソード、マイキーたち東京卍會創設メンバーを引き裂いた惨劇、なぜか東京卍會を抜けて敵対チーム芭流覇羅に寝返る場地の真意を探るタケミチと千冬の奮闘が描かれる壮大な前振りという感じの前編だけど、東京卍會創設メンバーやタケミチと千冬の男っぽい野郎同士のワチャワチャした友情、マイキーに憧れと恐怖を抱く羽宮一虎のぶち切れた狂気を秘めた心性まで演じる村上虹郎やサイコヤンキー半間修二がハマり過ぎな清水尋也や黒幕感マシマシの稀咲を演じる間宮祥太郎の演技が印象的な「血のハロウィン編」前編。
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