ロバート・ダウニーJrがジョニーデップの二の舞になってしまわないか不安になる1本
動物を絡めた様々な小物やギャグが多くて観る前に期待していたハードルを越え楽しかった
しかし大笑いしたとかアクションシーンだけで元が取れるみたいなレベルではないのでそれだけで最高とまでは行かない
そこで問題なのがストーリーだが、よく言えばシンプル悪く言えば凡庸で個人的にはどうでもよかった
展開も謎の真相も予想の範囲内で解決方法も予想の範囲内
テンポがいいので予想できても退屈にはならないが面白いという訳でもない
なにより見終わったあとあのシーンもう一回見たい!ってシーンがないのが一番の問題かと思う
この映画の印象はジョニーデップのローン・レンジャーに感じたものに近くて役者の十八番演技が見られればそれでいいという人は満足だろうが自分は同じ演技を違う設定でやることにクリエイティブ的な疑問を感じてしまうので好きではない
ただロバート・ダウニーJrの演技はジョニーデップほどこすっていないし今後ロバート・ダウニーJrが似たような演技を求められ続けないことを祈るばかり
ちなみに私はジョニーデップ大好きなのでローン・レンジャーの方が好きです