こういう映画も好きです。
突然亡くなった、過去の恋人を引きずる主人公が、なんとなく過ごしている日常。
教員資格をやめ蕎麦屋さんでアルバイトしているが、突然店を畳むことを告げられ…
朝倉あきさんはコミカルな役も、少し影のある役もこなせて好きな女優さんです。
この映画でも、日常の中に起こる出来事を自然な感じて演じていて、派手さは無い映画ながら引き込まれます。
終盤に語る主人公の告白から、心の支えが取れ、時間が進み始める。ある日ラジオから聞こえて来るリクエストを聞き、笑った笑顔がとても良く、新しい未来に進んでいきそうな予感をさせる一場面がとても印象的で良い映画でした。