春から夏へと移り変わり7月初めのまだちょっと涼しさの残るあの夏がそこにはあって、彼女は間違いなく乗り越えていけると思える素晴らしく微笑ましいラスト。心の底にそっとしまっておきたい、そんな作品。
最初は、なにを彼女はそこまで引きずることがあるんだと思っていたが、彼女の素直で心優しい性格を丁寧に見せられるとなかなか踏ん切りつかないのもすんなりと納得できた。
これはミニシアターで観れて良かった作品。ラスト終わってエンディング入った瞬間すげえ浄化された気持ち。蒸し暑いけどまだちょっと涼しいこの夜に観てこそまた作品の良さが際立った。