トニースタンプ

ハンターキラー 潜航せよのトニースタンプのレビュー・感想・評価

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)
4.1
今日公開の作品ですが、先週末に青山シアターのオンライン試写会にて公開前に鑑賞させていただきました。
ロシア近海で1隻の米海軍原子力潜水艦が姿を消した。ジョー・グラス艦長率いる攻撃型原潜“ハンターキラー”は捜索に向かった先で、無残に沈んだロシア原潜を発見、生存者の艦長を捕虜とする。同じ頃、地上ではネイビーシールズ精鋭部隊の極秘偵察により、ロシア国内で世界を揺るがす壮大な陰謀が企てられていることが判明する。
(公式サイトより抜粋)
主演は「オペラ座の怪人」や「ジオストーム」のジュラルド・バトラー。昨年のオスカー受賞者であるゲイリー・オールドマンも出演しています。ただ出演シーンは割と少なめでした。
まず他の映画と比べて際立って良いところは音響です。潜水艦の音波センサーの音や水中の振動音が不気味な水中を作り出していました。陸上ではネイビーシールズの活躍もあったりするんですが、特に前半は水中でのシーンが大半を占めています。その後間ずっと不気味な雰囲気が漂っていて見ている側にも恐怖心が生まれるくらい質の高い作りになっていました!
ストーリーの中身に関しては単独作として成り立っているものとしてはかなり多くのキャラがクローズアップされているなと感じます。主演のジュラルド・バトラーをはじめとする豪華キャスト陣がそれぞれの役柄を見事にこなしていて映像技術に負けない濃い内容のストーリーになっています。
後半はまるでスパイ映画を見てるようなくらいハラハラが続きました。映画館でみるとさらに迫力が増して不気味さが増す映画になっているのではと思います!!絶賛公開中です!ぜひ劇場へ足を運んでください!!!