みや

さようなら、コダクロームのみやのレビュー・感想・評価

さようなら、コダクローム(2017年製作の映画)
3.9
『ラスト・ムービースター』『ラッキー』『運び屋』等々、またしても偏屈で愛おしいおじいちゃん映画。

余命宣告を受けた著名な写真家が、疎遠だった息子と共に最期の願いを叶えるロードムービー。

あと1、2ヶ月のはずなのに、エド・ハリス登場シーンの粋な事。死にそうじゃないんかーい。笑

死を覚悟しているからといって改心する訳でもなく、これまで通りの振舞いに困惑するけれど、その分、父が語る思いに涙腺ヤバイ。

デジタルだらけの今、ネガフィルムなどのアナログに拘る描写も好き。カメラへの愛情がヒシヒシ伝わる。
同業者の見送り方が素敵で泣く。

そして、酔った時のエリザベス・オルセンが超絶可愛い。あんなのズルい。笑

よくある展開ではあるけど、おじいちゃん好きとしてはネトフリ限定が勿体ない作品。
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