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ブレス しあわせの呼吸のyapのレビュー・感想・評価

ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)
5.0
2018.10.18鑑賞。掘り出し物の名作に出会った気分。
モーション・アクターのアンディ・サーキスがメガホンをとったというのにまず驚き。しかも顔以外動かないという難病にかかった主人公の映画というのにまた驚いた。しかし、この作品が実に感動的でユーモアにあふれていてプロデューサーが主人公のモデルの息子ということにまたビックリという感動と驚きの連続で後半泣きっぱなしでした。
難病ものを悲劇で泣かせるのではなく、むしろ中盤までは主人公にふりかかる命の危機をユーモラスに描いており(スペイン旅行のくだりなんて最高だ!)、困難に立ち向かっていく二人の愛で泣かせるというのがイイ!セリフもコンパクトでウマい。ガーフィールドの身体の動きを制限されながらも表情で全てを語る演技も良い。
本作が初監督作品とは思えませんでした。
「ハクソー・リッジ」「サイレンス」「アンダー・ザ・シルバーレイク」とアンドリュー・ガーフィールドの近年の作品選びが個人的にツボだ。
yap

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