サイトウマサフミ

劇場版 フリクリ プログレのサイトウマサフミのネタバレレビュー・内容・結末

劇場版 フリクリ プログレ(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

【以下、初見の感想箇条書き】

オルタナはゆっくり話とか伏線とか追えたけど、プログレは無理だった笑
話のスピードが早すぎてついて行くだけで精一杯。逆にフリクリらしいかな。
おそらく六話とも別の監督なので、それぞれの監督のフリクリ愛が爆発して常に「クライマックスだぜ!」的に飛ばしまくってるので常にハイテンション。てか、フリクリはやはり映画で一気に見るより1話ずつゆっくり観たいなぁ、と思った。
ストーリーの作り方とかはストレートなボーイミーツガール的な感じで見やすい。
ラハルとジンユがハルハラ・ハル子という自我のイドと超自我って感じの設定なのかな?吐き出す・吸引が効果的にメタファーになっていたのかな?
とりあえずピロウズの曲の使い方だとプログレの方が好き。てか、Thank you, my twilight が万能・無敵すぎる。OVAのときになかった曲でカッコよすぎる曲が多いからなぁ。
ただ同じ曲を何度も異なる場面で使いすぎてもったいないかなぁ、と。OVAだとLittle Bustersはカンチのとどめ曲としてカッケーって感じだったけど、プログレはあっちこっち行きすぎて大変だった。
マスラオがアマラオの息子だったり、カンチが完全にカンチとして出てきてるのでOVAとの連続性はハッキリしてた。オルタナ→OVA→プログレ的な時間軸なのか?そもそも時間軸とか関係ない作品な気もするが。
磔カンチの元ネタは確実にエヴァのアダム(リリス)だなぁ、とか。


オルタナもプログレも山形のムービーオンという場末の映画館で観た。両方とも他の客は30-40代くらいの男性、絶対オタクだと思われる人だった。
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