劇場版 フリクリ プログレの作品情報・感想・評価

「劇場版 フリクリ プログレ」に投稿された感想・評価

オルタナよりはるかに良かったがやはり過去作を超えることはできなかった
これ見てから価値観変わった。
今までは何でも意味を見いだそうとしてたけど、訳の分からない良さってのを教えてもらいました。
オルタナ悪くはなかったと思ったので叩かれぶりに凹みながら今回は初日に鑑賞

作画はオルタナよりも安定していたように感じたし
演出もなかなかOVAのそれっぽさと今風の表現が混ざってとても良かった
キャストもすごく豪華で声の演技で助けられてるなという場面も、、
OVAやオルタナと違う林原めぐみのハル子もとても素晴らしかった

ストーリーは相変わらず意味不明で終わり方もいまいちぱっとしなかったけどオルタナよりもフリクリぽさを感じられた映画だった
でもなんかオルタナのほうがボクは気に入ったな、、

どっちにも言えるけど2作同時に上映するならもう少し内容を詰めてほしかった
2時間超えは長い

このレビューはネタバレを含みます

【以下、初見の感想箇条書き】

オルタナはゆっくり話とか伏線とか追えたけど、プログレは無理だった笑
話のスピードが早すぎてついて行くだけで精一杯。逆にフリクリらしいかな。
おそらく六話とも別の監督なので、それぞれの監督のフリクリ愛が爆発して常に「クライマックスだぜ!」的に飛ばしまくってるので常にハイテンション。てか、フリクリはやはり映画で一気に見るより1話ずつゆっくり観たいなぁ、と思った。
ストーリーの作り方とかはストレートなボーイミーツガール的な感じで見やすい。
ラハルとジンユがハルハラ・ハル子という自我のイドと超自我って感じの設定なのかな?吐き出す・吸引が効果的にメタファーになっていたのかな?
とりあえずピロウズの曲の使い方だとプログレの方が好き。てか、Thank you, my twilight が万能・無敵すぎる。OVAのときになかった曲でカッコよすぎる曲が多いからなぁ。
ただ同じ曲を何度も異なる場面で使いすぎてもったいないかなぁ、と。OVAだとLittle Bustersはカンチのとどめ曲としてカッケーって感じだったけど、プログレはあっちこっち行きすぎて大変だった。
マスラオがアマラオの息子だったり、カンチが完全にカンチとして出てきてるのでOVAとの連続性はハッキリしてた。オルタナ→OVA→プログレ的な時間軸なのか?そもそも時間軸とか関係ない作品な気もするが。
磔カンチの元ネタは確実にエヴァのアダム(リリス)だなぁ、とか。


オルタナもプログレも山形のムービーオンという場末の映画館で観た。両方とも他の客は30-40代くらいの男性、絶対オタクだと思われる人だった。
【ブログで紹介してマスク!!】
https://ameblo.jp/masked-ryoma/entry-12415025050.html
作画が常に安定しない
ハルコの声優を変えた意味が分からない
ピロウズは考えなしにタダ流してるだけ

素人集団が作ったアニメなのか?
satoshi

satoshiの感想・評価

2.5
 『フリクリ』の続篇2部作の2作目。前作『オルタナ』は『フリクリ』である意味がない、と書きましたが、本作は『オルタナ』と比べれば、前作と直接つながっているだけあって、まだ『フリクリ』らしさがある作品でした。ただ、それだけに、前作とは違った意味で残念な出来になってしまったことも事実です。

 というのは、似ているだけに前作との制作陣の力量とセンスの差がはっきりと出てしまい、『オルタナ』よりも前作の劣化版な感じが際立ってしまっていることです。

 本作はハル子が分裂した存在、ジンユとラハルが、ヒドミの「当たり前」の日常を破壊していく様を描きます。本作では、『オルタナ』と違い、ラハルとジンユには明確に目的があり、ラハルは同じくアトムスクと会うこと、そしてジンユはそんなラハルを止めることです。この相反する2人は元の存在であるハル子の相反する面であり、序盤こそ、私はこうすることで、ハル子というキャラをもう一度客観的に捉え直そうとしているのかな、と思いました。しかし、全編観てみるとそんなことはなく、2人は争っているだけです。この要素に代表されるように、本作には使えそうでありながらも、それらが全く活かされないままになっている設定が数多く存在します。他には例えば、井出の貧民設定や、アイコと吾郎の関係などです。勢いの上出したのかもしれませんが、前作は勢いはありながらも、こういう設定は必要最小限だったと思います。

 作画は、各回によって担当者が変わったためか、それぞれに若干の個性が見えたりしてまだ面白かったです。また、多くの方が指摘しているように、第5話の作画は素晴らしかったです。どの話とも異なる質感を持った絵で、観ていて唯一惹きつけられました。

 ただ、良かったのはこれくらいで、後は『オルタナ』と同じく、前作の持ち味を徹底して薄めただけの演出が続きます。本当になんとかしてくれと思ったのはやはりThe Pillowsの使い方。やっぱりSEで聞き取れません。しかも同じく垂れ流しだし。また、ハチャメチャな展開もやはり「形だけ」で、表面上でそれっぽいアクションをしているだけです。

 さらに、前作との「繋がり」の面でも、形だけの中途半端なものになっていました。分裂した状態なら分かるのですが、何故戻ってもハル子の声は林原めぐみさんのままなのか。これでラハルを新谷さんと全く違う演技をしていたら違いが出たかもしれませんが、林原さんは新谷さんの演技を完コピしているのですよね。それなら戻ったら新谷さんでもいいのではと思ってしまいます。というか、ラストのラハルは何ですか。あんな女々しいシーンは観たくなかったです。また、マスラオが本当にファンサービスレベルの活躍しかしなかったのも何か残念。

 このように、本作は『オルタナ』と同じく、制作陣の力量の違いから何とも言えない作品となってしまっていました。まぁこれは比較対象が全盛期のGAINAXなので致し方がない気がしますが。つまり、鑑賞前の不安「アレに匹敵する映画ができるのか?できないのではないかな」が的中してしまった作品でした。
hiroshiii6

hiroshiii6の感想・評価

4.1
ソフトバンクのアニメ放題で初めてフリクリを知った。一話見て描写やキャラクターが好きになった。フリクリについて調べていたら新しく劇場公開しているではないか。さっそく映画館で鑑賞。2時間以上ありボリュームたっぷり。その中で描写が何度も変わったりして戸惑うこともある。そして主人公の名前が女学生だから学園ものらしい青春もあったりして、バトルもあり、とにかくハチャメチャで突っ走る映画。で、結局はフリクリって何?って言われてもわからないってことで(笑)
ポスター?の絵と全編ピロウズに惹かれ、それ以外の前情報一切なく劇場へ。(のちに惹かれたポスターはオルタナのものだったと知る)
世界観を理解するのに苦労したし、最後まで理解できてないけど、要所要所で流れるピロウズがエモすぎた。
井出くんがなんか推せたなあ…青少年……
あきお

あきおの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

オルタナと違って無印知らないとなんのこっちゃっていうワードがたくさん出てくる。N.O.?アトムスク?メディカルメカニカ?カンチって誰。前作見てないんでわかりませんっつっても勢いとノリで話はどんどん進んでいく。
結局何がなんやらわからんかったっていう初見の人。大丈夫。大体のフリクリファンもこの映画を100%理解してる人間は殆ど居ないと思う。ネットで調べれば面白い考察サイトなんかいくらでも出てくるから本気でストーリー理解したいならそちらで補完してどうぞ。
肝心なのはこの映画を見て何を感じ取れたか。アトムスクの腹の中でハル子がヒドミに言った言葉の真意を少し汲み取ってみる。失ったものを取り戻したいのなら、無いものを手に入れるなら何かを差し出すのが当たり前。それが出来ないなら一歩踏み込んで、勇気を出して奪い取りにいけ。バットは振らなきゃ当たらない。ヘッドホンを外さなきゃみんなの声は聴こえない。
人それぞれ、この作品に込められたメッセージを感じ取って自分なりに解釈して理解すればいいと思う。解らないのが正解ってハル子先生も言ってたしね。

相変わらずピロウズの楽曲は素晴らしかった。
もうちょっとシーンと曲を合わせて欲しかったけど。あと、誰がなんと言おうとラハルの声は新谷真弓だろ。なんで変えたんだよばかぁ
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