劇場版 フリクリ プログレの作品情報・感想・評価

「劇場版 フリクリ プログレ」に投稿された感想・評価

これはOVA見てたら楽しめるなぁと思った。
オルタナよりはプログレの方がぜんぜん
フリクリらしさは出てるかな?という印象。
OVA見てから鑑賞するのが吉かも。

でもやっぱりOVA版が一番ふーりーでくーりーだと。そうおもいます。

ハル子すち
「初心者お断りのこれぞ”フリクリ”!」

全6巻のOVAシリーズ、17年振りの続編。この前に公開された「オルタナ」との2本立て。
「オルタナ」に関しては当該感想で。

「オルタナ」の項でも書いたが、今作を見ると益々「オルタナ」はフリクリらしさが無かったなあと感じるぐらい今回はめちゃくちゃフリクリしている。それもその筈、この「プログレ」こそ17年前オリジナルの地続きで、ラハル(=ハル子)がアトムスクに会う為に騒動を起こす、という内容。

いわば「オルタナ」が入門編だったならコレは一見さんお断りのゴリゴリ上級者編。自分はおぼろげな記憶しかなかったので、最初ついていけなかったよ。6話形式にしててそれぞれ監督が違うが、それを如実に感じたのは5話。それまでとまるきりトーンが違うのが面白かった。

感性で面白さを感じ取れと言わんばかりの破茶滅茶で破天荒な内容だが、面白かった。しかし何が面白かったのかと問われるとあんま言語化できない、そんな作品。間違ってもいきなりコレから見るなんてのは止めておくべき。いやでも案外訳分からんけど面白いみたいな印象を持ったりするのかもなあ。軸はラブストーリーみたいなもんだし。画や演出は満足度高いし。

しかしなんでラハルの声が変わってるんだろうか。分裂して2つの人格だからだろうけど、ならもうまるきり別のトーンにすれば良いのに、めっちゃハル子に寄せた喋りしてるし。
ケレン味のある台詞回しや演出、如何にもなフリクリっぽさを感じさせられたがフリクリでは無かった。作品世界内でのリアリティが欠如しているように思われ、しっかりとした土台が無いまま展開しているように感じた。
2018 66作目
9.29 MOVIX宇都宮

ちゃんとフリクリ続編してた!
オルタナも良かったとはいえこっちの方がフリクリ成分強かったと思う
まさかアイツが出てくると思わなかったしOVAで予習しておくと尚良いと思います

ハル子の声が新谷さんから林原さんに変わった理由は多分アレだけどイマイチ分からんね
こちらの方が少しフリクリらしかったけど、青少年のリビドーをダイレクトに出す時代でもないのかしらん。the pillowsの曲の使い方が勿体無いのはオルタナ同様でした。
nobuo

nobuoの感想・評価

3.4
公開順通り「オルタナ」に続けて鑑賞。完全にご新規お断りの、事実上「フリクリ2」。

オルタナの感想で長ったらしく述べた通り、オリジナル版フリクリの良さは「気持ちいい」という点に尽きると思っている。独創的で迫力ある映像、それに重なるthe pillowsの名曲による相乗効果による快感だ。アマプラで配信されていたので改めて観たが、2001年に創られたと思えない程に古びていないセンス・作画レベルの高さに驚かされた。


映像面の勢い・楽しさについては期待以上。オリジナル版を踏襲した滅茶苦茶な展開を、時折訪れる滅茶苦茶な演出で盛り上げてくれる。相変わらず全てを説明しないストーリーなので、盛り上がりはしてもスッキリはしないが。そもそもスッキリさせる気なんてこれっぽっちもないだろうから、その点は最初から気にしていない。

キャラクターの造型についてはオルタナの女子高生集団に軍配が上がる。2018年にもなって「常にヘッドホンを付けることで世界から自らを閉ざすヒロイン」ってキャラクター像はどうなのよ。ハーフの級友やレンタル彼女等、活かしきれておらず描写不足のサブキャラも多い。

pillowsの楽曲の使い方については、オルタナ同様首を傾げざるをえない。「Thank you, my twilight」「LAST DINOSAUR」等、一部の曲に頼り過ぎ・乱用しすぎ。その上選曲がオルタナとダブり過ぎ。
pillowsは来年結成30年を迎えるご長寿バンドなんだから、もっと使用曲のバリエーションを豊かにすることも出来ただろうに。せっかく大好きな「サードアイ」が使われたシーンも、曲のエモーションに映像が押し負けていた...。


鑑賞から一日経ち、イマイチだと思っていたオルタナもそこまで悪くなかったかな...と考え直した。あっちもフリクリ。こっちもフリクリ。文句はあれども楽しめた。
少女たちの葛藤をベースに、フリクリ的な演出を使って、痛々しい青春を描いて「オルタナティブ」な展開をみせた前作。

今作はクリエイターの「オレ、フリクリ好きなんですよっ!」「これがフリクリじゃない?」という叫びが聞こえてくる。
OVA版フリクリをかなり意識した作りになっていた。これ、ある意味公式同人みたいな感じじゃないかな。「プログレ」ではない気はする。
紫音

紫音の感想・評価

3.4
地元でセカンド上映をしてくれたおかげでようやく鑑賞できました😅
内容はいつも通りしっちゃかめっちゃか。ヒドミちゃんが始終可愛かった。

進歩、連続的の意味を持つ「プログレ」であったので、「オルタナ」ではなかった前作(OVA版)との繋がりが多くあったなと感じました。続編的な作りになっていたのには凄い嬉しかったのですが、それ故に見劣りが激しいのが残念でならなかったです。爽快感や中毒的な症状を受けることができなかったのが要員かなと。しかし、中盤以降の特に5話は凄い良かったと思います。作画も一気に見応えあるものに変化しましたし、劇場で観れた分迫力満点でした!この作風が変わる感じ、フリクリでしたね😊

あと、ボーイミーツガール要素が復活して、『あぁ、フリクリだな。』と感じれました。オルタナに欠けてたのはこれですね。プログレはオリジナルの続編と捉えると、足りないものが戻ってきたって感じで、たとえ劣っているとしても、ピースが合わさればそれはフリクリです。

ラハルとジンユについてなんですけど、こればかりはうまく扱えてなかったなと感じました。アトムスクを巡って対立しているの事は分かるのですが、ハル子を分裂させてまでそれを描いた割にはメインストーリーのオマケ感が強くて、それならなくても良かったのでは?と感じるほどでした。あと、林原めぐみさんがダメだった訳ではないですが、途中でハル子に戻っている時くらいは新谷さんを起用して欲しかったですね。お二人とも特徴的な声ですので、キャラと声のズレ少し頭が混乱しました。(それでもめぐみさんの新谷完コピには驚きですよ。)

微妙と感じてしまう点が多いのは、やはりオリジナルへの期待と懐古的な意識が強いが為でしょうね。過去作を通して読み解いていくともっと「フリクリ/プログレ」を楽しめるんじゃないかと思います😊
TKT

TKTの感想・評価

4.0
『オルタナ』が前作無印フリクリの代替だったのに対し、本作『プログレ』には前作との連続が随所に感じられた。

本作の舞台設定が現代日本でない点が印象的だった。もちろん今までの作品も現実とかけはなれた世界観だったが、今作はベースにされている社会が明らかに異なっていた。
そこに世界視点の社会問題が表されており、人物の設定にも反映されてはいるように見えた。ただ、今一つ深められず使い切られず、サイドストーリーとはいえもったいない。
メインラインでは、主人公の鬱屈した感情やその裏返しが強烈に描かれ、冒頭から全開の表現に惹き込まれた。更に各話の作画、演出、作品の解釈の違いが覿面に現れていて、アニメーションそのものとして楽しめた。メッセージはストレートで十分わかりやすいと思う。
オルタナよりはるかに良かったがやはり過去作を超えることはできなかった
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