昨日の韓国映画に次いで、北朝鮮映画いきます!
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村上龍の「5分後の世界」。
五分ズレた世界では、戦後日本国政府はアンダーグラウンド化し、地上は列強各国に分轄統治されていた。
北海道は旧ソビエトに占領され共産主義の北海人民共和国が成立していたかもしれない。
その国で本作のような映画が撮られていても不思議じゃない。
対岸の火事ではないんだ。
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アクションシーンのオリジナルムーブは見応えあり。
突然の早回しは格闘ゲーで激ムズコンボ入力がキマったかのよう。
韓国映画でよく出てくる手斧。
本作では見事な投擲も見られた。
更には背中に斧が刺さり、倒れた男の背中に斧ごとニードロップ。
ミドルキックで前のめりになった相手の首に左足をかけ、右膝を連続で叩き込む。
ストンピングやフットスタンプ。
足技はハイキックや飛び蹴りだけでなく豊富。
MI3のトムクルーズがオマージュしたシーンもあり(嘘
ちゃちいと笑うのが憚られる志の高さに気圧される事間違いなし。
幼少時に見た「ナバロンの要塞」くらいのインパクトを北朝鮮の観衆は受けたと想像に難くない。
オリジナルサウンドトラックも壮大で気高い。
いよいよ、北朝鮮も東諸国のトリとして新しいフェーズに移行しようかという今。
これは観るべき作品と断言出来る。
映画愛マンセー。