2年越しの初日劇場鑑賞。
一言で言い表すならば正しく「胸熱」が一番しっくりと来る。
冒頭とエンドロール後にドン・シンプソンとトニー・スコットへの愛を感じ、映像のあちらこちらに第1作目へのリスペクトとオマージュが散りばめられていた。
すべてに於いてトム・クルーズの存在があってこそだけれど、お目当ての一人だったマイルズ・テラーがちゃんとアンソニー・エドワーズとメグ・ライアンの息子に見えてくる熱演と映像マジック。
クリストファー・マッカリーが脚本に参加しているので、クライマックスはまるでトム・クルーズとマイルズ・テラーによる『ミッション：インポッシブル』に思えてくる相乗効果ありで微笑ましくなったり。
オールアメリカン風なグレン・パウエルが美味しい役どころで、ある場面で見事に掻っ攫って行き思わず小さく拍手をしてしまったし惚れ直した。
ビーチでのアメフトは全員がほんとにキラキラしていて眩しかったな（この場面はもっとあっても良かったです）。
エド・ハリスの軍服姿はいつ見ても燻し銀で、彼が登場するだけで画が引き締まるし背筋がピンとなる。
ヴァル・キルマーの再登場の場面に感動し、次の世代へと継承されていく第二のマーヴェリックとアイスマンの誕生に高揚感で劇場を後にした。
願わくば若い彼ら世代のスピンオフ希望！
余談。
学生の時に夏休みを利用してUSオレゴン州でホームステイを。
クラスメイトのステイ先の少年が懐いてくれて、彼と会う最後の日に手渡してくれたのが『トップガン』OSTのカセットテープ。
今でも大事に持っているし、『トップガン』と聞くと彼のことを真っ先に思い出す。
『トップガン マーヴェリック』はノスタルジーも感じさせてくれた。
2022/05/27鑑賞
