ジェイティー

トップガン マーヴェリックのジェイティーのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

前回から数十年、昇進を拒み現在は音速機のテストパイロットをしているピート(マーヴェリック)は極秘作戦を遂行するための訓練教官として招集される。若きパイロットたちはかつての自分のように跳ねっ返り者たちでその中には自身の亡き相棒だった息子ブラッドリー(ルースター)も参加していたことで難色を示すも任務に向けて訓練を開始するお話。

まさかのトップガン続編、少々心配でしたがそれは杞憂でした。
まずアバンタイトルからデンジャーゾーンまでの流れが前作を踏襲している時点で本気度が違いました。
その後の教官としてパイロットたちの前に立つくだりについても完璧に前回を踏襲しており、ニヤリとさせる箇所も非常に多かったです。
また今回のピートはメンターとして登場している反面グースの息子との邂逅により過去と向き合い彼も成長していく点は続編ものとしてのツボを押さえており作劇的にも楽しめる部分だと思います。

空中アクションについては最早言葉もないほど素晴らしく、ここまでダイナミズムを感じれるのはトムの映画愛が成せるものであり、ひたすら歯を食いしばりながら鑑賞しました。

個人的に素敵だと思ったのはヴァル・キルマー演じるアイスマンの再登場で彼の病状に合わせた形でしたが、トム演じるピートのメンターとして見事な再演でした。

ちょっとアレかなと思ったのはジェニファー・コネリーとの絡みはそこまで必要だったかなと思いましたがここまで1作目を踏襲しブラッシュアップしている点を考えると避けては通れなかったのかなと改めて考えなおしました笑。

ラスト前後も熱かったですし多少強引ですが再びF14に搭乗
するなど総合するとまさに超王道作品でこれは大きなスクリーンで観ないといけないやつです。
未見の方は是非デンジャーゾーンへ飛び出してみてください。