このレビューはネタバレを含みます
全く緊張感のない展開。特に前半、退屈なシーンが延々と続く。観客はみんな、轟音とともに飛び回る戦闘機を期待して劇場に来てるのに。「トップガン」のメンバーも、言動がまるで、バカな体育会系アメリカン高校生。
で、やっと出てくる戦闘機のシーンだが、前作から30年以上経過して、撮影技術は向上してるはずなのに、全く迫力がないのはなぜ？（こちらが、「映画慣れ」してしまったせいか？）。
トドメはラスト。敵の戦闘機を奪って逃げるって、イーサン・ハントか？マーヴェリックはイーサン・ハントと（俳優が同一人物というだけでなく）映画上の設定も同一人物なのか？
一方、ジェニファー・コネリーはよかった（ただし、ストーリー上の存在感はゼロ）。日本のテレビやドラマにはほぼ皆無の、大人の色恋。
この監督、名作「トロン」の、ダメダメ続編を撮ったヤツだけに、ダメダメ続編が得意なのか？（トロンの３作目が没になったのは、こいつのせい）
