いったい、何が起こってるんだ?と、巻き込まれてるニコラス本人が当惑するのをよそに、世界中で彼の存在が「バズり」はじめる。当然、彼の周囲には変な奴、怪しい奴も現れるんだが、途中で雲行きがかわってきて、彼>>続きを読む
人間が去った世界を舞台に、動物たちの不思議な冒険が、一切のセリフなしでめくるめく映像美とともに描かれる。なぜ人間が姿を消したのか、理由は全く説明されない。舞台設定や、冒険の過程はとても面白いんだが、動>>続きを読む
ひたすらカンフーファイトが続く。「気功」でナイフも刀も弾き返す敵の番頭格のあいつ、ほぼコメディです。
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名作ってことになってるが、ホロコーストとユダヤ人をネタにすれば、なんでもOKなのか?半年前に自殺未遂したって設定だが、そんな奴をポーランドの収容所見学ツアーに連れ出すか?
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この監督、「カメラを止めるな」はとても面白かったんだが、2作目の「スペシャルアクターズ」は、デビッド・フィンチャーの「ゲーム」の丸パクリ。で、今作。「オーシャンズ11」シリーズを丸パクってないか?最後>>続きを読む
基本的に、コンクラーベの開始から決着までだけが描かれているが、選挙権者兼被選挙権者である枢機卿たちの権力争いが、極めて高い緊張感をもって描写される。有力候補たちが次々と脱落するなか、意外な人物が当選す>>続きを読む
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中盤、とんでもないドタバタシーンの連続で笑ってしまうのでが、物語自体は決して明るいストーリーではない。ロシアの富豪のバカ息子に翻弄される、最底辺の若い女性が、生き延びるために文字通り、力の限りを尽くす>>続きを読む
名作と言われているがこれまで未見。アマプラで鑑賞。評判通り、キャシーベイツの怪演が光る佳作。しかし、いくらアメリカが広いとはいえ、行方不明者の捜索って、あんなに手間取るものかしら。
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喋り方や雰囲気はコテコテの労働者階級のタクシードライバーだが、言ってることは妙に哲学者チックで、見方によってはかなりの上から目線なんだが、そこはあくまで映画の世界ということで、許容範囲。しかし、客の彼>>続きを読む
何が真実で、何がウソなのかわからないネット上の情報をめぐる物語。主人公が巻き込まれたのが、そもそも本当に陰謀だったのかどうなのかもわからなくなってくる。現代の世界中で共通の問題だが、派手なシーンを一切>>続きを読む
有名だがこれまで未見、アマプラにて鑑賞。
超ハードボイルドな名作。主人公のラストの行動の理由に謎は残るが、影のある美男子アラン・ドロンの魅力が炸裂する。
パリを舞台としているが、エッフェル塔も凱旋門も>>続きを読む
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訳ありの過去を背負った男が、淡々と日々を過ごしながら老いてゆく話、と思っている人も多いかもしれないが、違います。
確かに主人公は、何か訳ありな過去を背負ってるが、明確には語られない。中盤に登場する姪や>>続きを読む
近年・すっかりB級俳優ポジションが定着してしまったニコラス・ケイジの存在自体を逆手に取り、「本人役」として起用した怪作。ストーリーがどうとか、そういうことではなく、ニコラスの怪演を楽しむ映画。コレをき>>続きを読む
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原作漫画は未読だが、本当につげ義春がこんなストーリーを描いたんだろうか?旧日本軍が出てくる時点で、違和感あり。
主人公は、つげ自身と、かつての師匠である水木しげるを合体させたような設定で、おまけに物>>続きを読む
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萩尾望都の名作漫画「メッシュ」シリーズのひとつ、「千の矢」を思い出した。
結局主人公は、男か息子かを選ぶにあたり、ふんぎりのつかない自分の気持ちを自ら後押しするにあたって息子を理由にするんだが、結果的>>続きを読む
事実上、2人しか登場しない。その2人が、終始、やっているだけの映画と言ってしまえばそれまでなんだが、いわゆる超美形ではない瀧内公美の存在感が、映画にリアリティを加えている。リアルな、身近な美人。彼女の>>続きを読む
そもそも、前作「グラディエーター」がなぜ、名作とされてるのかよくわからない私は、少数派かもしれないが、今作もまた、よくわからない。冒頭の海戦シーンのCGは何だかビデオゲームのオープニングムービーみたい>>続きを読む
1960年代、まだ戒厳令下にあった台湾が舞台。密告や政治犯の摘発、拷問などが溢れていた時代に、自由を求める若者たちの、とてもシリアスなドラマをホラー映画に仕立てあげた離れ技が見事!登場人物の男子高校生>>続きを読む
フルCGアニメの初期の作品なので、キャラクターが、いわゆる「無気味の谷」のサンプルとして語られることも多いんだが、アマプラなども含めて、もう何十回も見ている。特に前半、目的地までの道中、ファンタジー炸>>続きを読む
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あの宇宙人が登場する必然性はまったくなく、「突然やってきた世界の終わりの中で、『生きる』ことについて考察する」映画。主人公は最初から病気で余命が少ない設定なのだが、宇宙人来襲に伴って、生きることに改め>>続きを読む
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二人の人間関係を、どうやって決着させるか困ったので、片方を唐突に死なせるという安易な展開。途中で出てくるファンタジー展開は、多元宇宙でのもう一つの事実上ってことでいいの?
「まさかこういうオチではないだろうな?」と思っていると、ホントにそういうオチだったという、この監督のパパの昔の某作品と同じオチ。全く意味不明のつまんない映画。
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最後、スターになったビリー(実際の英国バレエのスーパースター、アダム・クーパー特別出演)を父ちゃんと兄ちゃんが観にくる。舞台袖に、「その他大勢」で出ていたダンサーが戻ってくるのと入れ替わりで、ビリーが>>続きを読む
テレビなどで流れる予告編を見て、戦争アクション映画だと思って観に行くと大間違いなので、ご注意。本作はあくまで、主人公であるジャーナリスト4人組が、ニューヨークからワシントンDCを目指す途中で出くわす、>>続きを読む
映画の構成は、あの怪作「ダンサーインザダーク」と同じ。
前作は、ちょっとおかしかったジョーカーが、本格的におかしくなるまでの話だったが、今回は最初からの最後までおかしくなり切っていて、妄想と現象の区別>>続きを読む
まあ、面白いんだが、話の焦点がよくわからない。タイムスリップしてきた侍を通して、失われた日本の美徳を取り戻そう、と言いたいのか、日本の時代劇の伝統を守ろうと言いたいのか。
登場人物たち相互の人間関係の>>続きを読む
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実話に基づくとされるブラックコメディ。前半、ちょっとテンポが悪い。主人公が、最初はオドオドしながら、だんだんその気になってきて、ニセ殺し屋を演じることにのめり込んで行くうちに・・・。スッキリ爽やかなエ>>続きを読む
大事件や登場人物の驚きの過去、などはなく、普通の人たちの普通の生活が淡々と過ぎゆく中、途中、いろんな人間模様が描かれる。登場人物は、脇役に至るまで基本的には皆善人で、安心して見ていられる。そして見終わ>>続きを読む
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事実に基づくフィクション、との断り書きが冒頭に出るが、基本的には、朴大統領暗殺のどさくさで全斗煥が全権を掌握する話。全斗煥を極悪非道の悪人と断罪するスタンスが潔い。
それにしても、韓国映画のパワーはす>>続きを読む
かつて、「エイリアン2」の監督を引き受けたジェームス・キャメロンは、リドリー・スコットの本家エイリアンと同じことやってちゃ勝てないと判断し、あの、「史上最高の続編」の一つとされる傑作を生み出した。で、>>続きを読む
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この手の映画、最後、どっやってオチをつけるか困った場合、敵が死ぬのはもちろんだが、主人公まで死んじゃうパターン多し!!で、あえてハッキリ描かず、後日、続編制作が決まると、実は死んでませんでした、と来る>>続きを読む
前評判として、「某国政府が『いい人』として登場する」と聞いていたので、「映画制作の出資にからんで配慮したのか?」とか何とか、映画の本筋とは無関係な理由で見そびれてたんだが、思ったほどの「配慮」ではなく>>続きを読む
女性への抑圧とそれに対する抵抗とか、そいういうテーマをマブせば何でもOK(というか、マブさなきゃいけない)みたいな風潮は、もういいです。
もっとヘンテコな、「狂った女性作家と、彼女に振り回される周囲>>続きを読む